のんびりと生きていきたい

このブログでは、最近流行りの無期雇用派遣社員がありのままの現状や、無期雇用派遣社員だからこそ見えてくることや自分の思ったことを書いていきます。

金縛りを相手にかけるには 【金縛りと科学】

夜中に目が覚めると体が動かなくなって、目の前には・・・

 

どうも、しーあです。

 

 いきなりですが、金縛りにあったことってありますか? ある調査によると約4割の人が金縛りを経験しているそうです。ちなみに自分も2回ほど経験しています。ちなみに自分は大学では生理心理学を通して睡眠の研究をしていました。その理由はゼミの教授から金縛りについての話を聞き、興味がわいたからです。今回は金縛りについて下の2点をお話しさせてもらいます。

 

 

  • 金縛りの仕組み
  • 相手に金縛りをかけるには

 

f:id:nsyun0301:20180615193447p:plain

 

 

金縛りの仕組み

 まず最初に言ってしまうと、金縛りの症状の9割は科学的に解明されています。逆に言うと、1割は解明されておらず、幽霊が原因かもしれません。ここでは、9割の理由をお話しします。金縛りと多くの関係があるのです。

 みなさんはレム睡眠とノンレム睡眠は聞いたことがありますか? 簡単に言うとレム睡眠は体を休める睡眠、ノンレム睡眠は脳を休める睡眠です。人間は寝ている間この睡眠を交互に繰り返しています。レム睡眠の特徴としては、体を休めている状態ではありますが、記憶を整理するために脳はある程度覚醒状態にあります。簡単に言うと浅い睡眠ですね。ノンレム睡眠は脳も休ませている状態なので、記憶の定着をさせている時間でもあります。簡単に言うと深い眠りですね。

 それでは金縛りの症状を科学的に解明していきます。勘のいい方なら察したかもしれませんが、金縛りとはレム睡眠時に起きる現象です。急にノンレム睡眠からレム睡眠に代わるときに起きます。体を休ませている状態なのに脳は覚醒状態、つまり体を休めているときに意識だけはっきりしている、これが金縛りの正体です

 

 ここまでだと、「ちょっとまて、息苦しさや恐怖はどうなっているんだ。それだけなら解明出来ていないのは1割どころじゃないだろ」と返す人がいると思います。安心してください。そこも説明させていただきます。息苦しさに関しては、肺を動かすための筋肉を意識的に動かせないのでそう感じていると説明できます。そして恐怖に関しては、レム睡眠時には感情の動きをコントロールする扁桃体が活発に働いているせいでドキドキし恐怖や不安を感じやすいようになっています。またレム睡眠は脳が覚醒しているため、その時に見た夢は記憶に残りやすいです。つまり、金縛り状態の恐怖や不安のまま夢を見ると、夢と現実を混同しやすくなってしまい、それがそのまま記憶に残るというわけです。

 

 

相手を金縛りにかけるには

 金縛りの原因は簡潔に述べると、普通なら規則的にくるレム睡眠が不規則に急に来ることです。そしてその原因は不規則な生活やストレスです。なので金縛りを相手にかけるには、ストレスを与えつつ寝るタイミングをぐちゃぐちゃにすることが重要になります。 つまり相手に金縛りをかけるには、「相手が寝ようとするときに何度も大きい音をだして睡眠の邪魔をし続け、いらいらのピークに眠らせること」です。まあこの方法を実践すると相手にばれますけどね!

 

 

 今回はできるだけ専門用語を使わないように説明しましたが、お分かりいただけたでしょうか。個人的には残りの1割も科学的ではなくても理由を知りたいなと思います。ちなみにこの知識があるせいで金縛りにあったときは、「お!体が動かない!ドキドキしてきた!これはもしかして何か起きるか!?」と考えてしまいます。笑

 

以上、しーあでした。